先日、テニスの国際試合をしました。なんて大げさですが、実は会議で来日したフランス人がラケット持参で来ているのでお付き合いしようよ、というので出かけたのです。
楽しい一時を過ごした後、例によって場所を変えて懇談となりましたが、そのときの話。 テニスのスコアで15−0(フィフティーン−ラブ)というのはフランス語でなんというの? と聞いたら、「カーン−ゼホ(quinze−zero)」だって。ふーん。じゃあ、40−30(フォーティ−サーティ)は? 「キャホン−トロン(quarante−trente)」。それじゃあ、デュースは? 「エガリテ(egalite)」。なるほど、なるほど。
なんて会話をしていて、ふと気がついたこと。フランス人はフランス語でテニスをしているらしい。われわれ日本人は、英語でやってるのに。その話をしたら、今度はフランス人が驚いた。「何だ、お前たち、日本人のくせに英語でやってんのかよ。なんでだよ」、というわけです。
なんでか、の答えはいろいろ考えられ、いささか奥深いものもありますが、しかしまあ、40−30の時に「よんじゅう−さんじゅう!」と叫ぶのは、ちょっと恥ずかしいですもんね。
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