NO.067
発行年月日:2006/02/16

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トピックス
◇温かそうな塩ビサッシ、軽くてきれいな塩ビサイディング、
今度の家には絶対使うわよ!
日本主婦連合会のセミナーでの参加者の声

随想 
 いただきます
(社)日本化学工業協会 藤田真弓
お知らせ
編集後記

トピックス
◇温かそうな塩ビサッシ、軽くてきれいな塩ビサイディング、今度の家には
絶対使うわよ!

日本主婦連合会のセミナーでの参加者の声

 日本主婦連合会という団体をご存知ですか。昭和20年設立、大阪に本部を置き、全国27,200名の会員を擁する団体で、「女性の立場から、・・・社会生活の歪みを是正するとともに、生活者の視点から・・・安全で豊かな社会生活の実現を目指し、・・・男女平等の実現と世界平和の確立を目指す」ことを目的に掲げた、家庭の主婦の集まりです。

 数年前、ダイオキシンだの環境ホルモンだのと塩ビバッシングが華やかなりし頃、この団体の東瀬幸枝会長は塩ビと環境問題について深い理解を示され、塩ビの良さを十分承知されていろいろな場面で塩ビの有用性を説かれ、私どもの活動をさまざまな面から支援していただきました。

 そういったご理解とご支援に励まされ、私たちもこの日本主婦連合会とタイアップしていろいろ活動をして来ましたが、その一環として1月21日(土)、大阪南港のATCグリーンエコプラザで、日本主婦連の会員を対象とした、「省エネ・健康な家作りのために」と題するセミナーを開きました。

日本主婦連合会・東瀬会長ご挨拶
セミナー風景
 寒さは厳しいけれど晴天のこの日、会場には100名近い会員が集まりました。最初に東瀬会長から塩ビの良さを力説されたご挨拶があった後、VECの関係者から、塩ビサッシや塩ビサイディングの説明、さらには塩ビ樹脂そのものから、地球温暖化問題、BSE問題などについての説明がありました。その後セミナー会場の隣にあるVECの常設展示場を見学しました。ここでは説明に出てきたサッシやサイディングの実物が置かれており、目で見て触って感じることが出来ます。

 見学を終えてセミナー会場に戻ると、出席者から質問や感想が相次ぎました。「いい感じだけどお値段は高いんでしょ?」とか、「実際使おうとしたらどこに連絡したらいいの?」とか。「塩ビサイディングって、軽くて色もきれいでいいわね!」とか、「塩ビサッシって、素晴らしいけど、5年前に新築しちゃったのよ。5年前に聞いとけばよかったのにねえ」など、など、など。極めつけは、「今度家を建て替える時には絶対これにするわ!」といわれた方。もともと塩ビサッシや塩ビサイディングの存在をご存じなかった方も多かったようですが、その方々も含めていろいろ知識を深められ、「勉強になりました」というのが総じてのご感想でした。

 日本主婦連合会とは、今回を皮切りに、定期的にセミナーを開催し、さまざまな場面での塩ビの特長を会員の皆様に勉強していただくことになりました。次回は6月頃やりましょう、という声まで出たそうです。

 優れた品質で社会生活に大きく貢献している塩ビですが、その塩ビの良さがなかなか皆様に理解してもらえないのが私たちの悩みです。今回のこういった企画などを通じて、私たちは塩ビの正確な情報を社会に発信する活動を続けています。日本主婦連合会のみならず、いろいろな場面で私たちの意見を聞いていただきたい、と私たちは考えています。

随想

いただきます

(社)日本化学工業協会 藤田真弓

 あるラジオ番組で「『給食費をちゃんと払っているのだから、子供に“いただきます”を言わせないでほしい』と学校に申し入れた母親がいる」という手紙が紹介され、その話題が新聞にも取り上げられて、ちょっとした論争を巻き起こしています。申し入れに対し多くの意見は否定的だったようですが、なかには支持する意見もあったとのことで、特に「いただきます」と言って手を合わせる行為については、宗教的行為ではないかという疑問の声もあがっているそうです。

 どちらの意見が正しいか単純には結論の出ない問題かもしれませんが、この話を私の姉(2児の母)に聞かせたところ、姉は「わが家では『命をいただきます』という意味だと子供たちに教えている」と言いました。私も姉と全く同感です。私たち姉妹は幼い頃から両親に「食べ物を無駄にしてはいけない」と教えられ、それがあまりにもあたり前すぎて、あらためてその理由を問う必要すら感じずに育ちました。そんな私たちにとっては、自分たちのために命を犠牲にしてくれた牛さん、豚さん、鶏さん、魚さん、それから野菜さんたちに対する感謝の気持ちとして「いただきます」という言葉を口にすることに、何ら抵抗はないのです。

 生きていくためには誰かを犠牲にしなければならない。これは自然の摂理です。食べることだけでなく、呼吸したり排泄したり、私たちが生きていることそのものが、自然環境に何らかのかたちで作用しています。「風が吹けば桶屋がもうかる」ではありませんが、私たちがしたこと、あるいはしなかったことも、それらは全て、良かれ悪しかれ何らかの影響を直接的または間接的に自他に及ぼしているのです。

 そして私はあらためて考えます。そもそも自然とは何なのか。自然環境を保護するといっても、保護する対象を選んでいるのは結局人間ではないのか。また自然環境を保護するためと信じて行う人間のさまざまな行為も、見方を変えれば自然環境にさらに手を加えていることになりはしないだろうか…と。

 だからといって環境保護活動や省資源対策などの意義を否定するつもりはありません。むしろ、私たちの存在は誰かの犠牲のもとに成り立っているという紛れもない事実から目を背けないこと、人間は互いに生かし生かされている自然の中のほんの一部にすぎないと気付くことによってこそ、自然を大切にする心が生まれてくるのではないかと思うのです。そしてその大いなる自然に対する感謝の気持ちが言葉となって浮かびます。「ありがとう。今日も生きさせていただきます」

お知らせ
【NEW】 ENEX2006 第30回地球環境とエネルギーの調和展(東京)
出展報告

 2/1(水)〜3(金)の3日間、省エネルギーセンター主催のENEX2006『第30回地球環境とエネルギーの調和展』が東京ビッグサイト(西ホール)にて開催されました。
樹脂サッシ普及促進委員会
・プラスチックサッシ工業会 展示風景
東京電力ブースの展示風景
 樹脂サッシ普及促進委員会とプラスチックサッシ工業会共催でこの催しに参加し、塩ビサッシ窓の性能が体験できる結露BOXや実際に塩ビサッシの内窓・外窓を取付けて、アルミサッシとの熱貫流率の違いを説明出来る展示を行ないました。又、各メーカー順番に内窓取付け実演を1日に2回ずつ行いました。更に、東京電力ブースに外窓・内窓を取付けさせて頂き、塩ビサッシの紹介をさせて頂きました。
 初日は雨で入場者は7,500人と少なめでしたが、2・3日目は15,000人〜18,000人と盛況でした。お客様から「電力を用いていない塩ビサッシの紹介を、なぜ東京電力ブースで行っているのか」との質問があり、「いくら室内の電力製品を省エネしても家から出て行く熱損失を抑えなければ、真の省エネにはならない。家の中でも開口部からの熱損失が非常に大きいので高断熱・高気密の塩ビサッシ(外窓又は内窓)を取付けることにより、真の省エネが発揮できる」とご説明したところ納得されました。更に、東京電力ブースで1日3回ずつショー(省エネされた家庭に友達が遊びに来て、友達に省エネ電化製品を説明する設定)が開催され、そのショーの中でまず、高断熱・高気密の家の説明で樹脂サッシを紹介して頂きました。
 内窓の取付け実演には多くの人が集まられ、短時間に取付けられる内窓をみられ感心される人、自分でやられるのかメモを取っている人がいらっしゃいました。
 このように、内窓(リフォーム)については、皆さん興味を示されている印象を強く感じました。
(樹脂サッシ普及促進委員会 事務局次長 浅田健二)

ENEX2006 第30回地球環境とエネルギーの調和展(大阪)
出展案内

日 時 2006年2月16日(木)〜18日(土)
10:00〜17:00
場 所 インテックス大阪2号館
大阪市住之江区南港北1−5−102

テーマ 2010年省エネ社会へ
「変わる、変える、私たちの暮らし、しごと」
〜企業と、家族と、地域でエネルギーダイエット〜
主 催 財団法人 省エネルギーセンター
入場料 無料
樹脂サッシ普及促進委員会とプラスチックサッシ工業会にて共催致します。
ENEX2006 ホームページをご覧下さい。
http://www.eccj.or.jp/enex2006/


ひょうじょう展 〜未来はいい“表情”から始まる〜 出展案内

日 時 2006年2月23日(木)〜3月14日(火) ※水曜日(祝日を除く)休館
10:30〜19:00
場 所 リビングデザインセンターOZONE (3F:OZONEプラザ、6F:リビングデザインギャラリー)
東京都新宿区西新宿3−7−1
新宿パークタワー

主 催 「ひょうじょう展」実行委員会、リビングデザインセンターOZONE
入場料 無料

樹脂サッシ普及促進委員会では、樹脂サッシを用いた遊具の提案として、フレームに樹脂サッシを用いた屏風状の鏡の世界を作り、見えたり、離れたりする不思議な世界を表現します。(6F:リビングデザインギャラリー)
2006年3月9日(木)開催のトークイベント会場に、「塩ビ工業・環境協会PRコーナー」を出展致します。(3F:パークタワーホール ホワイエ)
詳細は、ひょうじょう展 ホームページをご覧下さい。
http://www.ozone.co.jp/WebX?13@251.RIqAbGa3bJt.0@.346a1b17
http://www.ozone.co.jp/WebX?13@@.349c6409


勝ち組み工務店育成セミナー In名古屋のご案内

 樹脂サイディング普及促進委員会では、下記のセミナーに参加し、樹脂サイディングの紹介を行うとともに、樹脂サイディングを使用した住宅の見学会も行う予定です。

日 時 2006年2月24日(金)
13:00〜17:30 (受付開始 12:30)
場 所 中産連ビル本館 2階
名古屋市東区白壁3−12−13
主 催 住まいづくり研究会
【愛知建築士会CPD制度認定講習】
参加費 無料
参加申込み締切り 2月20日(月)
(定員150名になり次第、締切らせて頂きます。)
参加希望の方は下記までお問合わせ下さい
住まいづくり研究会
電 話:092(871)2409

編集後記
 今年の東京は何年ぶりかの寒さだそうですが、それでも先日のニュースでは梅の花が咲いたといってました。自然の力は偉大なんですねえ。
 こんなに寒いんだから、地球温暖化防止なんてしなくていいんじゃないの?と呟いたら、「いやいや、こんなに寒いのも、温暖化のせいなんだよ」という説があるそうです。ホントかしら?

 梅の花で思い出すのは、H2もチャレンジした経験のある某大学の入学試験。今は違っているのでしょうが、あの頃は1次試験、2次試験とあって、1次試験に落っこちると「ウメノハナチル」という電報(当時は電話なんてあまりなかった)が来る。なんとかパスして2次試験を受けに行って、落ちると「サクラチル」てのが来る。がっかりしますよね。万一合格すると「サクラサク」と来るのか?いやあ、どうだったかなあ、覚えてないなあ(とごまかす)。

 今は例のセンター試験とやらで、今年からは英語のヒアリングテストも加味されたらしい。早く生まれといて良かった。
 ところで、去年のセンター試験の問題には塩ビにとってあまり芳しからぬ書き振りがあって困ったけれど、今年はどうだったかな?一度調べてみましょう。

(H2記)


VEC関連URL
●VEC 塩ビジュニア https://www.vec.gr.jp/kids/index.html
●塩化ビニル環境対策協議会 http://www.pvc.or.jp/
●樹脂サイディング普及促進委員会 http://www.psiding.jp/
●樹脂サッシ普及促進委員会 http://www.jmado.jp/
●メールマガジンバックナンバー https://www.vec.gr.jp/mag/index.html

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