PRESS RELEASE 〜プレスリリース〜

2007年03月16日

三菱地所、塩ビリサイクル景観材を採用
3/20 9時半〜10時半、千代田区大手町の公開空地に4台設置

塩ビ工業・環境協会

 2005年3月愛知万博において三宝(有)/VECの共同企画で設置した使用済塩ビをもとにしたリサイクルベンチが、新たに休憩用ベンチとしてデザインされ平成19年3月20日に東京都千代田区大手町に設置される。
 今回、三菱地所(株)が公開空地に設置する廃棄塩ビ製リサイクルベンチ“TZ´IB(ツイブ)”は、三宝有限会社(名古屋市)が社団法人 産業環境管理協会指導の下、廃棄塩ビ原料製造から納入、使用、使用後の回収に至るまでのLCA(環境負荷)調査を実施し、廃棄物を原料にした環境配慮型製品である事を証明した新製品で、大手町オフィス地区での反響如何では継続して増設される予定。
また、4台の内1台は太陽光発電を利用した夜間用フットライトも設置し、高層ビルが連なる都会での代替エネルギー利用も検証する。
●新製品イメージCG
太陽光パネル
●設置場所
 東京都千代田区大手町二丁目6番 (新日本製鐵、朝日ビルの間の公開空き地)

本件の問い合わせ窓口   三菱地所(株)ビル事業本部 都市計画事業室 
副室長  三武 康男   電話: 03−3287−5391
FAX: 03−3211−7675

  塩ビ工業・環境協会 環境・広報部 梶ヶ野彰
電話:03−3297−5601
FAX:03−3297−5783

報道参考資料

 <VECによるリサイクル・ベンチのこれまでの寄贈>
●愛知万博に設置の後、茅ヶ崎市、豊橋技術科学大学へ寄贈
愛知万博に設置された廃棄塩ビ製リサイクルベンチは現在、開催地の愛知県長久手町、茅ヶ崎市茅ヶ崎公園並びに当該ベンチのLCA調査を行った国立大学法人 豊橋技術科学大学等へ寄贈され万博閉会後も市民に愛用されている。
茅ヶ崎公園(神奈川県)  桧ヶ根公園(長久手町) 豊橋技術科学大学(愛知県)
●ライオンズクラブへの寄贈
2006年3月には山梨県『甲府東ライオンズクラブ』が、社会貢献の一環として愛知万博に設置した同タイプの廃棄塩ビ製リサイクルベンチを三宝(有)から2台購入した事をうけ、VECも同じタイプのベンチ2台を購入しライオンズクラブへ寄贈、合計4台の廃棄塩ビ製リサイクルベンチが甲府市内の「朝気ふれあい公園」に設置された。 
また、同公園内で腐食し使用不能となっていた木製ベンチ16台に対し、VECが木製資材の代替品として16台分の廃棄塩ビ製リサイクル資材を三宝(有)から購入し同ライオンズクラブに寄贈、4月に施工され式典が催された。
■朝気ふれあい公園(甲府市)
改修前のベンチ 改修したベンチ 愛知万博同タイプ
●三菱地所、「アースデイ丸の内2006」で、サンケイビル、新大手町ビルに設置
2005年11月、東京丸の内/大手町エリア再開発の環境問題にも積極的に取り組む三菱地所(株)が、廃棄塩ビ製リサイクルベンチを用いた環境活動として三宝(有)の廃棄塩ビ製リサイクルベンチを購入。06年4月に開催された「アースデイ丸の内2006」において東京サンケイビル前にベンチを設置し、展示した。
東京サンケイビル前

また、アースデイ閉会後は期間限定で同ベンチを新大手町ビル1階に設置したが、予想外に多くの関心が寄せられたことから現在も休憩用ベンチとして愛用されており、この度、千代田区大手町の公開空地にデザインも新たに製作された廃棄塩ビ製リサイクルベンチを4台設置する事とした。
※商標名はTZ´IB AGE(グァテマラ語で「創造」) ※設計、宇賀亮介建築設計事務所
新大手町ビル1階
付帯資料
リサイクル塩ビ製ベンチ写真