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2005年10月19日
SB05Tokyo(サステナブル建築世界会議)で、
塩ビ管リサイクルの発表が最優秀賞を獲得

 環境に配慮した、サステナブルな建築のあり方を考えようという、略称SB05Tokyoという国際会議が9月27〜29日の3日間、東京の新高輪プリンスホテルで開かれた。国土交通省が主催したこの会議は、世界80ヶ国を超える国から約1,700人が参加し、口頭発表論文200件以上、ポスター発表論文500件以上という大規模な会議である。
 建築関係で使用されるプラスチックとしては塩ビが突出していることから、塩ビ業界はこの大会に向けて、塩化ビニル管・継手協会および樹脂サッシ普及促進委員会の2団体から、2件のポスター発表を行った。このうち、塩化ビニル管・継手協会が発表した「PVC pipe recycling and recycled pipe in Japan」(塩ビパイプのリサイクル)が、並み居る500件以上の発表の中から15件選ばれた、「Best Poster Award」(最優秀ポスター発表賞)の1つに決定した。
 これは単にリサイクルの実績やそのシステムの素晴らしさだけが評価されたのではなく、大会関係者の塩ビやプラスチックに対する認識が少しでも変わったものとして評価でき、喜ばしいことである。