VEC TOPICS
2015年6月17日
 樹脂サッシ耐候性実曝露試験を東大、宮古島にて開始


 2014年4月より国内サッシメーカーの協力のもと、東京大学 野口研究室にてメタルハライドランプによる樹脂サッシの新しい促進曝露試験法の開発検討を開始し、樹脂サッシを構成する成分などの影響について実曝露50年に相当する2000時間までの促進データを取得しました。
 この促進試験法を補完する実曝露試験を、6月10日東大工学部、及び6月15日宮古島ウエザリングテストセンターにて開始しました。試験体の採取、分析は、1年、2年、5年、以後5年経過後20年までを計画しています。

 この試験法の開発、評価は、この実曝露データを含め5年を目途に進めており、将来的には、樹脂系建材の促進耐候性試験法のJIS化を目指しています。