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2007年4月13
地球温暖化に対する新たな「政府の実行計画」が閣議決定される
 3月30日、温室効果ガス排出削減のための新たな政府実行計画(「政府がその事務及び事業に関し温室効果ガスの排出の抑制等のため実行すべき措置について定める計画」)が閣議決定されました。今回の計画は平成19年から24年度までのもので、政府全体の目標を平成13年度比8%削減としています。
 内容は、低公害車、太陽光発電の導入拡大や庁舎の省エネ対策等が列挙されていますが、「温室効果ガスの排出の抑制に資する建築資材等の選択」という項目の中に、「建築物の断熱性能の向上に資する建具等の利用を図る。特に、建築物の断熱性能に大きな影響を及ぼす窓については、複層ガラスや二重窓・・・の導入など、断熱性能の向上に努める。」という注目すべき記載があります。
 これは、窓断熱の重要性さを指摘しており、環境省が合同庁舎5号館で実施した「塩ビサッシ内窓による断熱改修工事」を評価したものと考えられます。塩ビサッシにとって更に強い援軍が現れたと言えるでしょう。
 今後、VECとしてもこの閣議決定をもとに、環境省以外の他省庁にも「塩ビサッシ内窓による断熱改修」の採用を広く呼びかけていくことにしています。

 ・首相官邸:官房長官記者発表(平成19年3月30日(金)午前)
http://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/rireki/2007/03/30_a.html

・政府がその事務及び事業に関し温室効果ガスの排出の抑制等のため実行すべき措置について定める計画(PDF)
(5ページ(3)温室効果ガスの排出の抑制等に資する建築資材等の選択の(2))
http://www.env.go.jp/houdou/gazou/8230/9416/2633.pdf