最近、石原東京都知事が、ハトに餌を与えないようにと発言したことがちょっとした話題になっています。
昨年の秋口の頃、例によっての散歩の途中、休憩をとるべく入った公園でこの立て看板を見つけました。
なんと、餌を与えられてハトが増えると、駆除対象のハトがそれだけ増えるから、餌は与えないで下さいという看板。
集団で生活するハトが増えると、もたらす糞害も増えることから、行政としてはハトの駆除を行ってきたようです。
ご承知のとおり、ハトは平和の象徴とされ、人が集まる公園や街路で、餌を介して人々の愛情を受けてきました。しかし、最近は鶏インフルエンザ・ウィルスの運搬役とも言われます。過ぎたるは及ばざるが如しの言葉通り、愛すべきハトも、人間社会の中でバランスを保った存在になる必要が要求されてきたようです。
人間社会のバランスと言えば、最近の話題は地球温暖化の話。その真偽については議論がありますが、世の中すべてが、炭酸ガス排出抑制、バイオマス利用など、化石燃料からの脱却の流れに向いている様に見えます。
塩ビ樹脂はもともと省石油資源のプラスチックスですから、これを駆除する考えを持つなんてとんでもないことです。温暖化対策に最適の樹脂、エコロジー性能の良い樹脂、…塩ビ樹脂が見直される流れに勢いをつけようではありませんか。
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