これまでメルマガやVECホームページで案内してきましたように「我々の将来を持続性ある時代とするために」と副題のついたWorld Vinyl Forumが9月26日〜28日とアメリカのボストンで開催されました。17カ国から265名の参加者を数え、アジア地区では、日本の他、中国、韓国、インドネシア、タイ、インドからも参加がありました。参加者はほとんどが塩ビ関連の企業と団体ですが、大学などの研究機関やUS Green Building CouncilなどのNGOの参加もありました。250名を超えるフォーラムにも関わらず、開催の挨拶に続いて、一人ひとりが名前と所属、出身国を自己紹介するスタイルがとられ、立って挨拶するごとに会場みんなの視線が一斉に浴びせられていました。
以上のように、塩ビの世界の需要は今後も伸び、新たな技術開発や商品開発も進んでいることから、将来のサステイナブル時代において、省資源、省エネルギーの特性を持つ塩ビの重要性がさらに認識されたフォーラムでした。ちょうどフォーラムの最終日(9月28日)は、野球ファンにはおなじみでしょうが、松坂、岡島の所属するレッドソックスが地区優勝を決めた日で、翌日のテレビでは1901年から始まるレッドソックスの歩みを放送していました。何かと印象深いボストンでのWorld Vinyl Forum IIIでしたが、5年後の再会を期し閉会しました。(了)