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NO.158
発行年月日
:2007/12/20
今週のメニュー
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トピックス1
◇エコプロダクツ2007開催される
−塩ビの新しい時代を開く展示に関心集まる−
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トピックス2
◇環境省主催シンポジウム「化学物質の内分泌かく乱作用について
〜10年間のあゆみ〜」に参加して
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お知らせ
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【NEW】ハロッズバッグ・プレゼントクイズ実施中!
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PVC Newsが12/17に発行されました。
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編集後記
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トピックス1
◇エコプロダクツ2007開催される
−塩ビの新しい時代を開く展示に関心集まる−
VECブース(ステージ側)
ステージ・デモンストレーションの様子
展示ブースの様子
塩ビ製バッグ、医療器具の展示
先週12月13日から15日までの三日間にわたり「エコプロダクツ2007」が開催されました。出展者数は600を超え、会場となった東京ビッグサイトには、主催者発表で昨年より1万2千人多い16万5千人が押し寄せました。ビジネス関係者だけでなく、小中学生の団体やファミリー層も含めて多いに賑わいを見せました。
今回の出展は、一般の方々に塩ビの良い側面を理解いただこうとしたのが当初の目的でありましたが、お陰様で想像していた以上に多くの方々の関心を惹きつけ、塩ビの良さをアピールできたと思います。日本を代表する大企業が30コマ規模の立派なブースを出す中、わずか6コマという小さなブースであったにもかかわらず明るく楽しそうなイメージを出すことに成功し、会場のあちこちで塩ビブースが話題となっていたと聞きました。アンケートに答えていただいた方の数も、当初の楽観的目標であった1500のほぼ倍となりました。
来場された方々は老若男女実に様々でしたが、デザイナーズグッズや高級バッグ、医療器具にも塩ビが使われていること、長寿命、省資源、省エネで多くの塩ビ製品がリサイクルされていることなどに好印象をもたれた方が多かったように感じました。塩ビサッシだと結露しないことをしめしたデモ・モジュールや、サイディングに実際に手を触れられた方々は、その良さに驚かれていたようでした。ダイオキシン問題を尋ねられる方も多々いらっしゃいましたが、問題が既に解決していること、そして環境省が塩ビ樹脂サッシを導入していることなどを丁寧に説明させていただくと安心してご納得いただけたように思えます。
塩ビに関係する企業にとどまらず、多くの企業の方々もブースを覗いてくださいました。中には、リサイクルができることをアピールできるなら是非塩ビの使用を検討したいとか、展示されている○○の素材が欲しいのだがどこで入手できるのか等、積極的な関心を示された方々も多々いらっしゃいました。一般の方々へのアピールだけでなく、このようなコミュニケーションができたのも今回の出展の大きな成果だったと考えます。
会場の他のブースで、塩ビを使っていないことを環境への配慮としてアピールしているところは無かったと思います。今後は、多くのブースが環境に優しい製品を作るために塩ビを積極的に使っていることをアピールしていただけるような環境が作れるよう、努力して参りたいと考えております。(了)
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トピックス2
◇環境省主催シンポジウム「化学物質の内分泌かく乱作用について
〜10年間のあゆみ〜」に参加して
シーア・コルボーンらの『奪われし未来』が大きな引き金となって、一躍話題になった「環境ホルモン」ですが、環境省は、後に混乱の原因となった化学物質のリストを作成し、世界に先駆けこの問題の真相解明に取り組んできました。1998年から始まった化学物質の内分泌かく乱作用の戦略計画「SPEED'98」で多額の研究費をかける一方、その成果を国民に知らせるため、国内外の研究者を招いて毎年、国際シンポジウムを開催してきました。1998年に京都で開催された第1回のシンポジウムでは、低用量問題が話題となり、壇上と会場で侃々諤々の議論が行われたそうです。しかし、2005年以降は雰囲気が徐々に変わり、内分泌かく乱作用について冷静な議論ができるようになってきました。
シンポジウムの様子
今回、大宮で開催された第10回目となるシンポジウムの市民向けセッション(12月9日)では、1998年当時指摘されていた懸念事項の顛末が、ビデオとスライドを使ってわかりやすく説明がなされ、疑わしいとしてSPEED'98でリストに掲げられ、優先的に研究が進められた36物質は、「人に対して特に問題となる状況ではなく、特別に対策をとる必要はない」ことが再確認されました。また、10年間のあゆみを振り返り、当面の疑問について「押さえるところは押さえた」と成果があったことや化学物質について、すべて禁止ではなく工夫して使っていくことの必要性も述べられていました。
すべて化学物質が原因かのように言われてきた魚の性転換は、自然界でよく見られる現象であることがわかってきました。そこで、野生生物の本来の姿をよく調べるという目的で、環境省は「ExTEND2005」で、原点に戻り野生生物の観察や基礎的な研究等の推進に力を入れて化学物質の作用について研究を続けています。
化学産業界では、「人の健康と環境に関わることは最大の課題」として取り組んでいます。化学物質の内分泌かく乱作用に対する理解が進んでいることは、化学産業界ばかりでなく、化学物質を使った商品を手にする消費者や、それらの商品を提供するアセンブリー産業、流通業界にも、是非感じとって欲しいものと考えます。(了)
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お知らせ
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【NEW】ハロッズバッグ・プレゼントクイズ実施中!
塩ビって、そもそも何なの?
塩ビ関係者には常識でも、普通の消費者の方は、全く知らなかったり、勘違いをしている事があります。
まず「塩ビって何か」を知っていただくために、HPでクイズを行っています。
正解者には、抽選でハロッズバッグをプレゼント!
ぜひ、こちらから!!
https://www.vec.gr.jp/
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PVC Newsが12/17に発行されました。
PVC News 63号(塩化ビニル環境対策協議会)が発行されました。
目次をご紹介致します。
◇トップニュース
塩ビ建材の「エコマーク認定基準」が制定されました
◇視点・有識者に聞く
リスク心理学が読み解く「一般市民のリスク感覚」
帝塚山大学心理福祉学部 教授 中谷内一也氏
◇リサイクルの現場から
リファインバース(株)のタイルカーペットリサイクル
◇講演会レポート
「石油ピークが来た」
東大・石井吉徳名誉教授が講演。
◇インフォメーション
建設混合廃棄物リサイクルの最新動向
◇海外事例紹介
【World Vinyl Forum III】レポート
信越化学工業(株) 社長室 木下清隆氏
他
以上、幅広い視点から塩ビに関する情報をご紹介しています。
記事内容は、こちらからご覧頂けます。
http://www.pvc.or.jp/index/i_saisin.html
PVC Newsバックナンバーは、塩化ビニル環境対策協議会のHPよりご覧頂けます。
http://www.pvc.or.jp/
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編集後記
今年もあと11日で終わりですね。皆様にとってどんな年だったでしょうか。塩ビにとっては、マスコミに再評価についての記事が出たり、塩ビサッシの知名度が上がったり、今までに比べ良い年だったように思います。(しかし、残念ながら、実需面ではまだ塩ビの復活とは言い難い状況が続いています。)
先週は、初めてエコプロに行きました。小学生からビジネスマンまで広範囲の参加者で広い会場は熱気が充満しており、エコの力を再認識させてもらいました。
VECブースでは初公開の塩ビ芸人によるコント漫才などで大いに盛り上がりました。リサイクル品の紹介や、塩ビの有用性・省資源などエコを強調した展示も分かり易かったのではないでしょうか。いいすぎですかね!!
本メルマガで最終です(今年のですよ)。2週のお休みを頂きます。H2さんから引き継ぎ、やっと一年、ホッとすると同時に、“来年も頑張るぞ”と気合いを入れました。来年は1月10日から再開します。良いお年を。(可)
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VEC関連URL
●家族で学べるページ
https://www.vec.gr.jp/kids_new/index.html
●塩化ビニル環境対策協議会
http://www.pvc.or.jp/
●樹脂サイディング普及促進委員会
http://www.psiding.jp/
●樹脂サッシ普及促進委員会
http://www.jmado.jp/
●メールマガジンバックナンバー
https://www.vec.gr.jp/mag/index.html
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