===「塩ビと環境のメールマガジン」第69号 === 2003/1/23
               (サナギ3号)

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目 次

☆隅から隅まで編集後記
 「塩ビと環境のメールマガジン、羽化に当たって
  の別れの記」

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☆隅から隅まで編集後記
 「塩ビと環境のメールマガジン、羽化に当たって
  の別れの記」

 先に予告したとおり、このメールマガジンは1月末
を期して、内容を一新し、再出発することとなりまし
た。週刊での発信はこれが最後になります。最後に当
たり、1年半の思い出を綴らせていただきます。楽屋
落ちだらけですが、ご寛恕下さい。

・発端は何気ない一言から
 なぜこのメルマガの編集に、不肖H2が携わること
 になったのか。この発端は、約2年前の、VECの
 ある委員会にさかのぼります。この時、VECとし
 て、広く社会に塩ビの真の姿を知っていただこう、
 そのためにメルマガなぞを出してみるか、という議
 論になっていました。その時、たまたま居合わせた
 H2が、「俺、昔、学生の頃、ある同好会のニュー
 スを週刊で作ってたことがあるよ」と口を滑らせて
 しまったのです。
  思えばこの一言が命取りでした。「あ、そう、そ
 んならH2さん、やってよ、ね」と強引に押し付け
 られてしまったのです。おかげで以来1年半、涙と
 笑いの悪戦苦闘を続ける羽目になりました。いやい
 や、口はわざわいのもとです。

・週刊は「中変?」
 メルマガ発信を始めて一月ほど経った頃、いろいろ
 な人から、「週刊って大変でしょう。大丈夫ですか」
 と言われるようになりました。「そうなんです。大
 変ですよ」と答えていましたが、ある時からプッツ
 リ、そういう返事はしなくなりました。なぜか?
  実はある時、新聞社の方と話していて、「大変な
 んですよ」と言いかけて、あっと気が付いて言うの
 を止めたのです。H2は週刊で大変々々と言ってる
 けど、新聞記者は日刊なんだ、それを考えたら、大
 変なんて言っちゃあ申し訳ない、と思ったのです。
  新聞記者にならなくて良かったなあ。

・強引な会員拡大で冷や汗
 発信が順調になってくると、何とか読者数を増やし
 たくなりました。VECのメンバーが名刺交換した
 相手に発信していましたが、もっと大々的に読者を
 増やす、いい手段はないものか、と考えました。ア
 イデアの一つとして、ある大学の同窓会名簿を入手
 して、この名簿のアドレスリストの方々に無差別に
 発信してみました。その結果・・・大後悔しました。
  まあ考えてみれば当然ですが、大勢の方から、抗
 議を受けました。「プライバシーの侵害だ」、「良
 識を疑う」、「告発するぞ」など、など。
 遅まきながら、誠意を込めて、平謝りに謝って、何
 とか大方にはご理解を頂戴しましたが、数週間、胃
 の痛い日が続きました。どうもご迷惑をおかけしま
 した。改めてお詫び申し上げます。

・ありがたかった、寄稿とご意見
 途中いっとき、各界の有識者にお願いして、塩ビに
 ついてのコメントを寄稿していただいたことがあり
 ました。安井東大生技研教授、奥脇東北大教授始め、
 NPOの方や労働組合の方などから貴重なご意見を
 頂戴できました。
  また、読者からのご意見も大変参考になりました。
 いちいち名前は挙げませんが、いずれも感謝感激ば
 かりです。

・老兵は死なず、ただ怒るのみ
 話は変わりますが、H2が親しくしている老人がい
 ます。昔は行政部門で活躍し、その後天下って民間
 企業のトップを務め、現在は引退して悠々自適の人
 生を送っている人です。先日久しぶりに会ったので、
 「最近は何をしておられますか?」と聞きました。
 すると曰く、「毎日、新聞を読んで、テレビを見て
 な、怒っとるんじゃ」とのご返事。
  ウーン、なるほど。そういえばH2も最近そんな
 心境に近くなって来てる。反省すればこのメルマガ
 でも、散々怒った。これも世相のせいか?あるいは
 H2も老境に至ったか?

・羽化して飛躍し、一層のレベルアップへ
 来週から、このメルマガは心機一転、新体制で再開
 します。プロフェッショナルの手を経て、多彩な執
 筆陣で、一層興味深いメルマガに生まれ変わります。
 ご期待下さい。
  次号からはH2は編集から手を引きますが、引き
 続きこのメルマガにご愛顧をお願いいたします。
 (H2記)

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[塩ビと環境のメールマガジン]

 発   行  塩ビ工業・環境協会
 編集責任者  佐々木 修一

 塩ビ工業・環境協会     https://www.vec.gr.jp
 塩化ビニル環境対策協議会  http://www.pvc.or.jp