VEC TOPICS
2014年6月17日
 時代は、樹脂窓に移行


 欧米の国々と比べ窓の断熱性能が劣っていた日本ですが、震災などの影響によりエネルギーの重要性が見直されることになりました。それに伴い国策として、改定省エネ基準や建材トップランナー制度の制定によりハウスメーカーや各窓メーカーも協力体制を築き、欧米では半分以上のシェアを占める樹脂窓への移行を開始しました。

 YKK APは、窓全体の3割をめざしてAPW430(熱還流率0.91W/m2K)と防火タイプの樹脂窓(APW330)を発表、三協・立山アルミも熱還流率0.86W/m2Kのトリプルスマージュを発表しました。加えて、LIXILは、樹脂窓と樹脂アルミ複合窓で7割を目指す方針を打ち出した他マンション改修用のサーモスHRF(樹脂アルミ複合)を発表、今秋には樹脂窓の新製品を発表する予定です。もちろん、樹脂窓のパイオニアであるエクセルシャノンは、昨年春、熱貫流率0.8W/m2Kのトリプルシャノン㈼を発表し、最近、このスリムシリーズを発売しています。