VEC TOPICS
2018年9月19日
 樹脂窓の耐久性試験方法

 樹脂窓が本州以南でも本格的に普及を始めており、その耐久性を評価する試験方法の確立が急務となっています。9月4〜6日に開催された日本建築学会において、東京大学/野口教授のご指導により、「塩ビサッシ促進試験法JIS研究会」において試験計測している、塩化ビニル製樹脂窓の実曝露(東京・沖縄)と促進曝露(メタルハライド法)の耐久性試験(2年目)が発表されました。耐久性の指標としての色差、ラマン分光や力学的性質は、実曝露と促進曝露共に、現時点で良好な耐久性を有することが示されました。JIS原案作成は2020年を目指しています。