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2012年12月19日
 蟹江プロパンの塩ビ複合素材のリサイクル技術が完成


 塩ビリサイクル支援制度で、蟹江プロパン株式会社(愛知県海部郡蟹江町)の開発に協賛し、本年7月より開始した、「塩ビターポリン、レザー他複合材のマテリアルリサイクル技術の開発」が11月末に成功裏に完了しました。
 ターポリンやレザーなど、PVCとPETや布からなる複合材の工場端材(耳)を、熱板を用いてPVCと他素材に分離し、再生塩ビは元の原料として使用するなど、マテリアルリサイクルを進めることができる技術です。
 5ヵ月の開発期間で、簡便で効率的な分離技術ができ、複合素材の新たな材料リサイクルへの道がまた開けました。事業開発が順調に進み、塩ビのリサイクルの拡大に繋がることを期待しています。