VEC TOPICS
2014年12月17日
 塩ビリサイクル支援案件決定


 「塩ビリサイクル支援制度」の新規案件として、一般社団法人日本壁装協会から申請のあった、「広域認定制度を利用した塩ビ壁紙のリサイクル小口回収システムの開発及び実証試験」を採択しました。
 この試験は、広域認定制度を利用し、壁紙施工時に発生する塩ビ壁紙廃棄物(施工端材及び剥がし材)を、効率的に回収・輸送し、リサイクルに回す量を拡大しようとするものです。複合材である壁紙のリサイクルは単一素材の製品より難しく、特に、剥がし材のリサイクルは長年の懸案でしたが、先に同支援制度の下で開発された叩解法により技術的な可能性が拓けています。
 このたびの実証試験は、いわゆる技術ではなく、回収からリサイクルに至る仕組みを構築することを目的とする初の案件です。