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地震が起きても割れない燃えない塩ビ垂れ壁

地震が起きても割れない燃えない塩ビ垂れ壁

本来、火災発生時に人々の安全を守るためにスーパーやデパートなどの天井に設置されている「防煙垂れ壁」は、現在、そのほとんどがガラス製です。ところが地震が発生すると割れる事があり、落下すると人体や商品などに大きな被害を与える危険性があります。
そこで開発されたのが「塩ビ製防煙垂れ壁」です。グラスファイバー(ガラス繊維)を塩ビシートで挟んで貼り合わせた不燃垂れ壁ですから火災が発生しても燃えたりすることはなく、大きな地震で揺れても割れることはありません。下にいた人への2次災害を防ぐことができます。
東日本大震災以降、社会全体の防災意識が高まっている中、商業施設やオフィスなどでのガラス製から塩ビ製防煙垂れ壁への早急な取り換えが望まれます。

熊本では、塩ビ製防煙垂れ壁への取り換えが進んでいます!

建築基準法で一定規模以上の商業施設などには防煙垂れ壁の設置が義務付けられているものの、耐震基準が定められていないため、今年4月に発生した熊本地震の際には落ちたり、割れたりという想定外の事態が続出。
幸い14日の前震が夜、16日の本震が未明であったためデパートやスーパーには人がおらず、人的被害は出ませんでした。しかし、これが昼間だったら…どれだけの被害が出たか計り知れません。
そのようなことから、現在、地元のスーパーなどでは、それまでのガラス製防煙垂れ壁から塩ビ製のものへと取り換えが進んでいます。

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地震に強い
<塩ビ製防煙垂れ壁の5つの構造と特長>

  • 1優れた耐久性

    国土交通大臣認定の不燃材料(ガラス繊維を塩ビシートで挟んで貼り合わせ)でできているため、火災時も燃えず、優れた耐久性で防煙効果を発揮します。

  • 2落下しにくく安全

    ガラスと比べると、重量は約1/10で、大地震が発生しても落下しにくくなっています。もし落下しても割れることはなく、軽いため人体や商品への被害を最小限に抑えられます。※テンション型の場合

  • 3施工が簡単

    持ち運びや取り扱いが容易で、新設・既設(垂れ壁の取り換え)を問わず施工が簡単です。

  • 4豊富なバリエーション

    半透明、カラーシート、インクジェットシート(両面印刷対応)など、豊富なバリエーションの中から用途や好みに応じて選べます。

  • 5メンテナンスも簡単

    汚れても水拭きでキレイになります。

塩ビ製防煙垂れ壁は3タイプ


T 下枠が無く、両端からテンションを与えることで1枚で長尺にも対応できる[テンション型]
S 中間の縦枠が無く、細いフレームで囲んでスッキリと1枚のパネルにした[スリムパネル型]
P 強度を重視するために、上下と中間(2mごと)にフレーム(枠)を付けた[パネル型]
の3タイプがあります

  • テンション型
    T
  • スリムパネル型
    S
  • パネル型
    P

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《防煙垂れ壁に関する建築基準法》

◇建築基準法施行令 第126条の2 第1項(排煙設備の規定)
特殊建築物(病院、ホテル、学校、百貨店など)で床面積が500㎡を超える建築物や、階数が3以上で床面積が500㎡を超える建築物では、天井面より50㎝以上下方に突き出した垂れ壁で区画する必要があります。

◇建築基準法施行令 第128条の3 第1項 第6号(地下街の規定)
地下街の地下道には床面積300㎡以内ごとに天井面より80㎝以上下方に突き出した垂れ壁で区画する必要があります。