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環境問題に貢献する塩ビ製品について

2021年9月14日

・近年、我が国において環境問題と言えば、「脱炭素」(地球温暖化ガス排出を実質ゼロにすること)と「資源循環」がキーワードになっています。
6月末に閉幕した通常国会では、温暖化対策推進法の一部を改正する法律案が成立し、同法第2条の2(基本理念)において“我が国における2050年までの脱炭素社会の実現を旨として(以下略)”が明記されました。また、プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律案が成立し、製品の設計からプラスチック廃棄物の処理までに関わるあらゆる主体におけるプラスチック資源循環等の取組を促進するための措置が講じられることになりました。

・塩ビ製品は耐久性(長寿命)、断熱性、製造時のCO2排出量等の面で優れた特性を有しており、脱炭素や資源循環の実現に大きく貢献するものと考えています。

 ① 耐久性:塩ビの主な用途はパイプ・継手・建材で、他のプラスチック製品に比べて寿命が長い製品が多い。マテリアルリサイクル(MR)性能が優れ、他のプラスチックに比べMR比率が高い。

 ② 断熱性:塩ビが使われる最終製品の一つ樹脂窓は、断熱性に優れるため省エネルギーに効果を発揮し、脱炭素に貢献できる。

 ③ 製造時のCO2排出量:塩ビのパイプや農ビ製品は他素材製品に比べ製造時のCO2排出量が少ない。

・今回のトピックでは、「脱炭素」と「資源循環」の面から塩ビの特徴については検討してみたいと思います。VECは今後とも政府の方針を念頭におきながら、脱炭素社会や資源循環社会の構築に向け、塩ビ製品の正しい理解と需要拡大に努めてまいります。