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塩ビの特性を社会に生かす無電柱化

2022年12月21日

・塩ビ製パイプは、軽量で、強度が高く、安価で耐久性に優れるなど多くの特長を備えています。

・こうした特長により塩ビ製パイプは既に水道管や下水道管として普及していますが、電力・通信ケーブル保護管としても利用されており、無電柱化(電力・通信ケーブルの地中埋設化)に貢献しています。

・近年我が国では再エネ発電設備への接続等を目的として電柱が増加しており、国土交通省の推計では2021年度は約4.5万本増加し、全体で約3,600万本の電柱が存在すると試算しています。
こうした状況を踏まえ、日本政府は2021年度を初年度とする新たな「無電柱化推進計画」を策定しました。

・塩ビ製パイプにより、無電柱化が推進できれば、地震時の電柱倒壊による道路通行阻害や通信電・電力線の断線などによるライフラインの分断を防ぐことができます。また、安全な歩行空間の確保や都市景観づくりにも役立ちます。