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塩ビ工業・環境協会が提案する体験型授業が探求学習の扉を開く!

2025年4月23日

平成20(2008)年からの文部科学省の中学校学習指導要領(理科)の改訂(平成24(2012)年4月1日に全面実施)のなかで、身の回りの物質として新たに「プラスチック」が追加されました。日常生活や社会の中で使用されている代表的なプラスチックの性質や用途について学習することが求められました。その後、平成29(2017)年に改訂された中学校学習指導要領(令和3(2021)年4月1日全面実施)では、日常生活の場で幅広く使用されているプラスチックが私たちの生活を支えていることへの理解が求められています。

このような中、塩ビ工業・環境協会(以下、VEC)は塩ビを正しく理解してもらうことを主眼に出前授業に取り組んでいます。2007年以降、VECが取り組んできた出前授業は、第Ⅰ期(2007年~2019年)は139校(11,940人)、コロナ期(2020年~2022年夏)は8校(419人、WEB)、コロナ後の第Ⅱ期(2022年秋~2024年)は20校(1,471人)となっています。特に、2022年秋の対面授業の再開に際して授業構成を見直し、従来の【座学中心の授業】から可能な限り実験を組み込んだ【体験型の授業】を目指しました。見直しのコンセプトは、『実験での体験と座学で学んだ知識とを直接的に結び付けることで、プラスチックへの興味を駆り立て、同時にリサイクルへの理解を深めること』です。今回、新たにVECが始めた体験型出前授業を紹介します。