冬の平日は、家内はしばしば近くの図書館で日中を過ごし寒さを逃れていました。今では、窓の近くで感じていた冷気もほとんど気にならなくなりました。

冬に結露が生じていましたが、内窓取り付け後は、食事の支度中などに下部が曇る程度です。濡れるような結露は生じません。

騒音は劇的に解消され、テレビの音量を下げても十分聞こえるようになりました。家からの音漏れも気にならなくなったので、音楽仲間を呼んで、気兼ねなく室内楽の練習をしています。

内窓導入により部屋全体が暖まって快適になりました。仮に、内窓がない状態で暖房とシーリングファンを使って、同じ快適性を実現するとしたら、必要とされたであろう電力量は8～13％は電気使用量が上がっていたと思います。

2010年は、暖房の開始が約1ヶ月遅くなりました。リビングで暖房を入れたのは、12月17日が最初です。2年前（内窓導入前）に比べ、暖房用電力が3割（全体として2割）削減できました。

今までは風呂に入ってすぐに厚い布団にもぐりこんで寝ていましたが、明け方、窓に近い側が冷えて目が覚めることがしばしばありました。今は暖房がなくても15℃前後で安定しています。

内窓を付ける前、断熱フィルムを貼っていても、断熱フィルム上に相当の結露が生じ、カビも発生していました。

アルミ製の窓枠部分と鍵窓部分には、水滴がびっしりと付着していました。

内窓設置後に断熱フィルムを取り除きましたが結露は起こらず、ガラスが曇ることもなくなりました。

内窓を付けてから、洗面所も風呂場も、冷たい風が窓から降りてくることはなくなりました。